激突競馬リーグ3+入門 ①隠しパラメータ編

2024年5月4日土曜日

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2023年7月からプレイを始めた激突競馬リーグ3+(https://stoic-r.sakura.ne.jp/3plus/cgi/horse3.cgi
ブラウザゲーム界隈、特に自分がよくプレイしていたBBL(https://baseball-life.games)界隈の口コミでなんとなく始めたものの、当初想定していたハマってしまい最高のゲームだと感じています
ハマりすぎて、公式では2週分しか保存されないレースの記録をするDBを(wikiですが)立ち上げるまでになってしまいました(https://wikiwiki.jp/gekiuma3db2/

執筆開始時点で10年目(リアル時間で10か月目)と新規寄りですが、ガイドを作成できるくらいには詳しくなってきたと思うので踏み切りました
またこれ以上手なりで進めてしまうとプレイが雑になりそうなので、自分の頭の整理のためという意味合いも強いです

公式マニュアルを読めばわかることも多いですが、このゲームは個人運営で公式マニュアルの改訂が基本的に追いついていないため、公式マニュアルに書いていない大事なこともあるかもしれません。もちろんここが間違っている可能性も十分にあり得ます。
最終的には君の目で確かめてみてくれ!



さて、このゲームで勝ちたいのであれば
  1. 生産
  2. 育成
  3. レース選び
  4. 騎手選び
これが重要になってきます。当然ですね。
まず生産でいい馬を所有しないと勝てる馬主になれないじゃないか!思われがちですが、実は一番重要なのは生産ではないと僕は思っています。

個人的には

レース選び > 生産 > 育成 > 騎手選び

くらいのイメージ。勝てるレースに出ることがとにかく重要です。
極論、レース選びさえなんとかすれば実は市場で2歳を購入してもGⅠを勝たせることは可能なほどです。定期的に市場購入GⅠ馬は誕生しているので調べてみてください。
馬の適性と相手関係を見極めてレースを選択しましょう

さて、馬の適性とは何か?


これら距離適性と馬場適性も確かに大事ですが、これは表示されていることもあって皆見ていると思います。実は大事なのは隠しパラメータです

隠しパラメータ(裏パラ)について

このゲーム、現役時には見ることができない隠しパラメータがあります。
これが下手したら表パラメータ以上に大事です
引退時にしか表示されないのですが、レースに何回か出して、レースの挙動を見ていればなんとなく察することができます
印がグリグリ付いていて人気してるのになんか勝てない…と思ったら、恐らくはこの裏パラメータが悪さをして適性のない条件で走ってしまっています
しっかりレースの挙動や相手関係を確認して自分の馬の適性を推理しましょう。

裏パラメータが関わるのは坂、周回(右回りか左回りか直線か)、ペースの3種類

例えば、この馬は右回りが得意だ!と思ったら、ずっと右回りのレースを選択しましょう
この隠しパラメータという要素により、本来能力に差がある対決でも勝つチャンスが生まれてきます

繁殖牝馬や種付けフリーによる差は確かに大きいですが、実はこのゲーム、初心者でも逆転の目は結構あるわけです。

さてどのくらい能力差を覆せるかというと、うちの馬で例を挙げてみます。
GⅠを2勝して、現在種牡馬として活躍しているアサクラグッドラン。
この馬の現役時最終能力と裏パラはこんな感じでした。


確かに強いですが、普通早3歳11月時点ならこれより強い馬を生産したことがある人はそこそこ居るはず。
裏パラの左〇とハイ◎のおかげで相当下駄を履けたんですね


ローテはこんな感じ。
初期能力の低さを自覚していたので成長放牧に出しましたが、2歳時のストリートセンス勝ちの段階で成長放牧明けにしてはやたら強いな?と気づき、調子と戦績に応じてOP、GⅡ、GⅠと挑戦グレードを上げていきました。

では、順を追って各隠しパラメータの説明をしていきます。

坂適性

これが高いと坂のあるコースの最終直線で露骨に粘り強くなります。
坂がないコースでは意味がありませんが、世代戦(2歳・3歳限定)の芝の重賞レースなんかはほぼ坂があるため、早熟・普通早の芝馬で坂パラが残念だとお察しな成績になります。ラジニケとコーフィールドギニーくらいしか勝てない。

裏パラの中で唯一遺伝します。
①坂のあるレース、特に急坂以上のレースに出るときにはこれまでの坂での成績を気にかける
②生産時に種牡馬、繁殖牝馬の戦績をDBで確認する
③早熟の芝の種牡馬を種付けする場合には牝馬側の坂パラを気にする
くらいはした方がいいと思います。
逆に、ダート馬であればあまり気にしなくて大丈夫です。坂があるコースが少ないので。

公式マニュアルには
「坂があるのは東京・阪神・中山と海外の多くの芝コースで、後になるほど影響が強い設定」
とあり、確かに体感では東京は坂の影響をあまり感じない気がします。
一方で中山や海外の坂コースでは坂パラが強くないとまず勝負になりません。

パラメータは(引退時に確認できるものは)5段階あり

  • どんな坂でもいけてましたよ!
  • 多少の坂ならなんともなかったですよ?
  • まあ並の坂ならこなしてました、急坂は嫌
  • あんまり好きじゃなかった
  • 坂?大嫌い!なんで登らなきゃいけなかったの!?

で上になるほど強いパラメータです。一番下だからといって坂がないコースで特別強かったりはしません。

いいステータスなのに放出されるのは坂適性を嫌われた牝馬、というケースもあるため、初心者であればあるほどダートから攻略していくのは手かと思います。
もちろん坂が苦手な牝馬からも坂が得意な馬が絶対出ないわけでもないようですし、芝の坂が急でないコースやローカルから手を付ける、などでも良いですが。

周回適性

自分が引いたのは以下の6種類。左か右回りが得意なパターンと、直線が得意なパターンがあります。
この他にも、公式マニュアルによると「直線が得意だが他でもそれなりに走れるパターン」があるようです。

  • 左回りじゃないと脚運びがちょっと……
  • 敢えて言うなら左回りが好きでした
  • 右回りでも左回りでも無難にこなしました
  • どっちかと言うなら右回りが好きでした
  • 右回りしか上手く走れません……
  • 実は直線以外不得意でした

個人的には結構判定が容易です。
ペースと違ってレース選択次第で望んだ判定対象を得られるからです。
晩成ならゆっくり判定できますが、早熟に寄れば寄るほどここを決め打つことが出来るかどうかが馬の通算成績を決めるうえで重要になってきます。

周回適性がどちらかに偏っていれば大当たりです。
得意な条件で一発かましてやりましょう。


わかりやすいのはうちのエース繁殖のアサクラハナタバ。大の左得意でGⅠを4つ勝てました。
いや自慢かよ…!
と思われるかもしれませんが、見てほしいのは画像の下のところ。
能力試験 50.1-12.9で門別の勝ち上がりに3戦連続で失敗しています。
この時は下で挙げる「直線得意」じゃないことだけを願っていました。
左回りで勝ち上がってからは、その後は左でしか使っていません。




実は直線以外不得意でした、は大外れ適性です。
たとえばうちの馬だとアサクラストライカが居ます。アサクラハナタバはGⅠ馬生産マシーンレベルに仔出しが良く、能力試験の数値も普通早にしてはそれなりだったのですが…


ハイ得意をもってしてもこの有様。未勝利勝ち抜けが翌年になってしまいました。
直線の裏パラを引いた時点で運が悪かった、と割り切るしかありません。

ペース適性

脚質分布で決まるペースに対する強さを決める裏パラです。全部で5種類で

  • ハイ大好き、ダラダラしたレースはやってられません
  • ハイが得意でした
  • どうなってもそれなりにはこなしました
  • スローが得意でした
  • スロー大好き、速いと周りのやる気でこっちのやる気がなくなる

です。この適性だけが尖っていて他に特徴がなければ判別は容易なのですが、上の周回適性もどちらかに偏っている場合、例えば

  • 右回りしか上手く走れません……
  • スローが得意でした

みたいな組み合わせの時にはかなり厄介です。スローが得意なはずなのに、右回り◎のせいで右回りのハイで普通に勝ったりするからです。

ペースは自分だけでは操作出来ません。だから、ハイが得意か確認しようにもハイペースになかなかならない、みたいなこともあり得ます。

そしてペースに対する得意はこの裏パラだけでは決まりません。公式マニュアルにもありますが
そもそも持続が高い馬はハイで強く、瞬発が高い馬はスローで強い
です。

これらが組み合わさった結果、引退するまでペース適性が全然わからない…ということがちょいちょいあります。
極端すぎて明らかな場合を除き、なんとなく推理しておく、でいいと思います



初回から隠しパラメータを題材にする変わった順序でお届けした激馬入門①、いかがだったでしょうか。
余裕ぶっこいてこんなものを書き始めていたら最多勝逃しそうになってヒヤヒヤしていましたが
  • 表に表示されるパラメータだけが全てではない
  • 偏った条件で凡走していても諦めてはいけない、むしろチャンスかもしれない
を意識すると激馬がより楽しくなると思います

②は期待せずお待ちください。

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